「第2次樺太鉄道調査隊」11
2015年6月9日(火)〜6月19日(金) 11日間
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■きょうはゆっくり敷香を探索!■ ひんやりした乾いた空気は北海道とも違う 樺太空気とでも言おうかなんとも清々しい 50度線も達成したし 強行軍の連続だったから きょうはのんびりと・・・ ビリージョエルのストレンジャーでも流れてきそうな男の空間って感じだ 初日のガガーリンホテルは完全な別物 これが本来のロシアだ 敷香には去年泊まった国営ホテルとここしかホテル?はない 1泊素泊まり30000円対1泊12500円だ ここは4泊世話になったがタフな奴以外には進めない 旅行会社も地図でこの辺 住所もない 1Fのドアを片っ端から叩けばどれかがホテル入口と ほんとかい? 集合住宅の真っ暗な通路を散々探した挙句、紙らしきものが貼ってある 多分ここへ電話しろってことか? Hi This is◎◎Speking ガチャ 切られた 間違い電話か? イタ電と思ったか? 住人に聞こうとしても無視 そうかい そうかいってところにおばちゃん登場 ようやく意味が伝わり部屋へ おそろしく汚い階段と匂い オォ〜本物のスラブ街ダゼとか言いながらも 中へ入るとまぁまぁ 二重ドアを開けるとオホーツク海と潮騒 ベランダは歩けば落ちる 隊長結構お気に入り ヤバイは裏を返せば魅力とも言う 日本から持ってきたボスの缶コーヒーを飲みながら 意味不明のテレビを見る おぉ〜東欧 外国人!外国人してるぅ〜 だいぶ疲れてたか久しぶりの昼寝へ そんなホリディーになる筈だった・・・ 【2015/6/14】 |
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まずは食料補充に街中へ まずは食料の補充である 日本からは前回懲りてるから沢山持ってきたつもりだが だんだん心細く商店へ もう馴れたもので買い方はマスターし態度もデカイ 相変わらずの食材だが今夜はハンバーガーがあったからスープとで我慢 燃料も同様散々だったからある時に補給補給 今回はちゃんとあるみたいだ そうそう出発前の敷香出張所(ホテル)の様子をちょっと なんと1人にベット3台 意味わからん 砂埃だらけだからシャワーを浴びようと 39度を確認して狭〜いバスタブで全身シャンプー 泡だらけになった途端 冷水にうっひょ〜 タンクの温度が11度になってる 今更手遅れ 歯を食いしばる うりゃ〜 どうもこいつは貯水方式でタンク内の温度を差してるらしい つまりポットと同じで 使い切るとまた注水して温度をあげる仕組みらしい 知らなかった 時間限定って事だ 用意してあった冷凍の7UPは冷え切った体には強烈 いい感じでしょ!っとでも言ってなきゃやられる 子供たちが凄く多い 学校もどんどん出来てる 気になってる野良ヤギたち 毎日元気に草食べてたが移動最終日は消えてた 喰われたか? 24時間体制の駐車場 柵で完全防備 毎日お世話になった 日本円で1泊600円ぐらい 寒風摩擦状態ですっきりしていざ街中へ オッ フリマじゃん サボが売ってるかもしれん 寄ろう! 最近の青空市や自由市場は中国人に殆んどが占拠されてる な〜んだと思いつつも 売り方が面白い 袋に値段が書いてあって あとはゴチャゴチャ いくらか買ったが ちゃんと値段を覚えてる サボはなかった きたぜきたぜ 奴らが 全力で飛んでくる リードなし 窓を閉める おまえ顔怖すぎ 汚なすぎ 親戚は熊か? ■それじゃ〜いきますか?今日の本題■ 「敷香に機関区は今も実在した!」 これぞ敷香カラーとでも言おうか 哀愁いっぱい 隊長的には抱きしめたくなる 求めたイメージが今目の前にいる 機関区の片隅ながら 必要があれば稼動するんじゃないか 「樺太鉄道10景」に認定! クレーンはクレーンらしくが一番いい 奥の石炭と手前の山は蒸気が今でもいると言うのか? そう思わせる 線路内の犬は死体ではない ここの番犬かな めずらしくおとなしい この脇役実はとんでもない発見だった この跡の画像と良く見比べてみて チェーン駆動だぜ 上画像の脇役クレーンはこれだね 屋根の形といい スポットライトの位置といい合致 戦後賠償のD51は知られているがその時のものか それとも戦前からの主か 日本製の可能性大だ 撮影途中から職員らしきおっさんが 銘板確認までは出来なかった 某製造である事に期待したい 中央煙突は王子製紙敷香工場 煙が出てる 「敷香機関区扇形車庫は今も実在した!」 10線の扇形車庫 戦前ものに得意の白上塗 旧旭川機関区顔負けの防寒扉 北部最大の機関区だったが実態紹介はいままでなされていない 存在すら確認出来なかった 渡樺前からめぼしは付けていた あのカマたちってどこ行く?も前回の疑問だった ここは列車からも道路からも完全に見えない所にある 巨大な設備ながら不思議だ 予想の一本道は正解だった 「あったよ」「あったよ」「あったよ」 わかったって! わかったっていってるだろが! そ・れ・ほ・ど なのである これは事件 わかった わかった いいしょ!希望者は来年実施予定の第三次鉄道調査隊で隊員として連れてってあげます 庫ではDLがゴロゴロ もういいかな後は勝手に想像して この出会いは生涯の思い出となるな 「樺太鉄道10景」に認定! これもいいしょ!大型放射線も健在 発見!「森に隠されてたD51テンダー」 航空写真にも写っていない 森に完全にカモフラージュされてる 戦後賠償で樺太へ渡ったD51の炭水車である そういう国民性と何度も言ってきたが プライドは高いが実態は使えるものは使うがこれだ 良かったと言えば良かった 台車も履き替えられてるが 防火用か とにかく実在する フェンス越しにうそだろうそだろと連呼しながらガシャガシャガシャ バリバリの日本に出会えた瞬間 「樺太鉄道10景」に認定! |
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森に佇む敷香機関区 裏取線も現存 夕日に照らされたは夢か幻か?美しすぎる! 本当に残ってくれていてありがとう ぜひみんなに見せたい! 帰りしなソビエト国旗を発見 出張所ではおとなしく食事 静かなはずだったホリデーは激しく過ぎていく あびせられる出会いに感謝 |
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底知れぬ銀河鉄道を追跡! 【2015/6/14】⇒12Pへ続く |
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