2003年5月15日更新
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駅風景 | 駅名の起源 【函館本線】 |
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掛 間 (かかりま) |
昔、「船のかかりま」といったそうで、なぜこんな字になったか興味深い。意味は船の停泊所。 | |
森 (もり) |
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M36年6月28日開駅 昔、アイヌ語で「オニウシ」(樹木の茂った所)といったのを後に和人が意訳して「森」というようになり、それを駅名にしたものである。 |
長 万 部 (おしゃまんべ) |
M36年11月3日開駅 アイヌ語でヒラメのいる所を意味する。 |
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黒 松 内 (くろまつない) |
M36年11月3日開駅 これも字からは想像もつかないが、「日本人(和人=内地人)の女のいるところ」という意味のアイヌ語である。 |
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塩 谷 (しおや) |
M36年6月28日開駅 アイヌ語ショヤ、すなわち「岩だらけの岸」である。 |
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銭 函 (ぜにばこ) |
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![]() 当地は昔からニシンの千石場所として知られ、漁業家の銭函だと言うのでこう名付けた。 |
桑 園 (そうえん) |
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札 幌 (さっぽろ) |
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M13年11月28日開駅 アイヌ語サリ・ポロ・ベツ(アシ原の広大なる川)から転化したもの。古くは幌の字の左側が糸へんでした。 |
苗 穂 (なえぼ) |
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M43年5月16日開駅 明治の初年、開拓使が有用樹の植林に著眼し、この地に苗の栽培を試みた、明治40年村名を定めるにあたって「苗穂」としたものである。 |
岩 見 沢 (いわみざわ) |
M15年11月13日開駅 明治11年開拓史が幌内へ行く道路の測量をした時、ここに来て初めて温浴して疲労を癒したため、「湯浴ね沢」といったものが後に岩見沢となった。 |
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美 唄 (びばい) |
M24年7月5日開駅 アイヌ語で「カラス貝の多いところ」(ピパオイ)で昔の村名は沼貝といい、石狩川蛇行地帯の中であった。 |
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江 部 乙 (えべおつ) |
M31年7月16日開駅 アイヌ語イペ・オチで「サケの多い川」の意。サケもとりきれないほどいたのである。 |
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神居古たん (かむいこたん) |
M34年12月5日開駅 かむいは「神」こたんはよく知られている「村」で「神の村」。但、その峡谷ゆえに、「魔神の里」の意であったともいわれる。 |
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駅風景 | 駅名の起源 【室蘭本線】 |
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長 和 (ながわ) |
もと「長流(おさる)」。川口にアシ原のある川といっていたが、「おさる」はMONKEYに通じるというので、平和の「和」につけかえた。 | |
黄 金 (こがね) |
小判でも出てきそうな名であるが、アイヌ語は小判ならぬ「こんぶの川岸」の意味を示している。 |
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駅風景 | 駅名の起源 【江差線】 |
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桂 岡 (かつらおか) |
S11年11月10日開駅 この駅の近くに大きな桂の木があり、ある時の洪水にこの木を境として村は難を免れ、神木とされたことによる。 |
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駅風景 | 駅名の起源 【瀬棚線】 |
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花 石 (はないし) |
この地方はメノウが多く産出するので、その美しさを花にたとえて「花石」といったのに始る。 |
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駅風景 | 駅名の起源 【胆振線】 |
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久 保 内 (くぼない) |
アイヌ語ク・オ・ナイから出たもので、語源は「仕掛け弓のある沢」まるで西部劇であるが、往時の北海道がうかがえておもしろい。 |
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駅名の起源 【富内線】 |
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鵡 川 (むかわ) |
アイヌ語ムッカ・ペッで「塞がる川」。「鵡川」が上潮のため砂で川口が塞がれるからである。 |
幌 毛 志 (ほろけし) |
アイヌ語ホロケウ・ウシで「狼の多くいたところ」。日高の山は狼の巣であったのだろう。 |
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駅名の起源 【日高線】 |
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荻 伏 (おぎふし) |
オギの茂る泥炭地を想像したいが、アイヌ語は「オ・ニ・ウシ」(森)と教えてくれる。「そこに木の多い所」というわけ。 |
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駅名の起源 【根室本線】 | |
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直 別 (ちょくべつ) |
M40年10月25日開駅 | |
尺 別 (しゃくべつ) |
T9年4月1日開駅 | |
大 楽 毛 (おたのしけ) |
M34年7月20日開駅 アイヌ語では「砂丘の中央」という意。殺風景な海岸だったのだろうか。 |
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門 静 (もんしず) |
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T6年12月1日開駅 |
厚 岸 (あっけし) |
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T6年12月1日開駅 |
糸魚沢 (いといざわ) |
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T8年11月25日開駅 |
茶 内 (ちゃない) |
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T8年11月25日開駅 |
厚 床 (あっとこ) |
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T8年11月25日開駅 |
昆 布 盛 (こんぶもり) |
字のごとくアイヌ語でもコンブがたくさんとれる所の意 今でもこの付近は上質のコンブを産出している。 |
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根 室 (ねむろ) |
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T10年8月5日開駅 |
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駅風景 | 駅名の起源 【富良野線】 |
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学 田 (がくでん) |
明治29年当時、このあたりは札幌農学校(現北大)演習田畑になっていたので、この地名からとったもの。 |
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駅名の起源 【広尾線】 |
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大 樹 (たいき) |
アイヌ語「タイキ・ウシ」でなんと「ノミの多い所」とは想像もつかない。アイヌもノミには閉口したらしい。 |
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駅名の起源 【士幌線】 |
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黒 石 平 (くろいしだいら) |
このあたりが黒曜石の産地であることによる。この石は一名を十勝石という。 |
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駅風景 | 駅名の起源 【標津線】 |
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厚 床 (あっとこ) |
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T8年11月25日開駅 |
奥行臼 (おくゆきうす) |
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S8年12月1日開駅 |
根室標津 (ねむろしべつ) |
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S12年10月30日開駅 |
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駅風景 | 駅名の起源 【釧網本線】 |
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五十石 (ごじゅっこく) |
S2年9月15日開駅 明治20年代に川湯付近の山から産出された硫黄運搬のため、釧路川を五十石船がこの地点までしていたので、名付けたものである。 |
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標 茶 (しべちゃ) |
S2年9月15日開駅 | |
中斜里 (なかしゃり) |
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知床斜里 (しれとこしゃり) |
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T14年11月10日開駅 |
止 別 (やむべつ) |
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T14年11月10日開駅 |
北 浜 (きたはま) |
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T13年11月15日開駅 |
藻 琴 (もこと) |
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T13年11月15日開駅 |
鱒 浦 (ますうら) |
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T13年11月15日開駅 |
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駅風景 | 駅名の起源 【湧網線】 |
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床 丹 (とこたん) |
S11年10月17日開駅 アイヌ語「ト・コタン」で沼沿いの村の意。 |
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駅名の起源 【石北本線】 |
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天 幕 (てんまく) |
S4年11月20日開駅人名駅。昔、鉄道路線調査隊が、付近の山の中で天幕三次郎という山男にたいへん世話になったという思い出につけた駅名である。 |
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駅名の起源 【宗谷本線】 |
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勇 知 (ゆうち) |
T3年6月25日開駅 アイヌ語イオチ「蛇ノ多い所」夏になって踏み入ったアイヌを驚かせた 蛇の群・・・。 |
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駅風景 | 駅名の起源 【美幸線】 |
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辺 渓 (ぺんけ) |
アイヌ語「ペンケ」がそのまま「川上の〜」という意味につながる。これに対して「川下の〜」を「パンケ」という。 |
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駅風景 | 駅名の起源 【天北線(北見線)】 |
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上音威子府 (かみおといねっぷ) |
T3年11月7日開駅 音威子府川の上流にある為「上」の字を冠したのである。 |
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駅名の起源 【興浜北線】 |
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目 梨 泊 (めなしとまり) |
そのままアイヌ語で「船が東風をよけて泊るところ」の意。岩石の岬は風よけであったのだろう。 |
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駅風景 | 駅名の起源 【留萌本線】 |
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北 一 巳 (きたいちゃん) |
アイヌ語イチャンでサケの産卵場を意味する。道内にはサケにちなんだ地名が多い。 | |
恵 比 島 (えびしま) |
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M43年11月23日開駅 アイヌ語「エビシエオマブ」の訛りで瀬に注ぐ川を意味している。これを音読して恵比島と称したのである。 |
峠 下 (とうげした) |
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M43年11月23日開駅 |
留 萌 (るもい) |
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M43年11月23日開駅 |
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駅名の起源 【羽幌線】 |
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天塩金浦 (てしおかなうら) |
人望の高かった校長先生の名の一部「金」と、ニシンのとれた「浦」をあわせたもの。素朴な駅名である。 |
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駅名の起源 【深名線】 |
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蕗ノ台 (ふきのだい) |
S16年10月10日開駅 開駅当時、地名がなく近くに(フキ)が茂っていたので駅名とした。いかにも北海道らしい。 |
朱 鞠 内 (しゅまりない) |
S7年10月25日開駅 アイヌ語で狐川の意味、この附近を流れる朱鞠内川には昔多くの狐が棲息していたために名付けられた |
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駅名の起源 【札沼線】 |
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新琴似 (しんことに) |
S9年11月20日開駅 明治25年屯田兵第三中隊184戸が配置せられ、地名を新琴似屯田と称した 駅名は之を取ったものである |
中 小 屋 (なかごや) |
S10年10月3日開駅 明治15年ころ月形・当別間の道路開通工事に多くの囚人を使役したが、中小屋とは両地の中間にあった囚人小屋である。開拓時の北海道には、こんな「開拓者」もいた。 |
浦 臼 (うらうす) |
S9年10月10日開駅 アイヌ語「ウライ、ウシ」の訛りで(網代の所)の意である |
![]() 店長直行メール |
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